自粛で暇なので、音楽ブログ始めます。
はじめまして。この度ブログを開設しました、hamusukexです。hamusukeにしたかったのですが、もう使われてたため仕方なくxを付けました。外出自粛で暇を持て余しているため、思い付きで音楽に関するブログを書いていこうと思います。不定期更新で、急に終わるかもしれませんが許してください。
さて記念すべき第一回は、曲のキーについてです。カラオケに行ってキー変更するときあるじゃないですか。その時に曲の雰囲気がガラッと変わっちゃたりして歌いにくい、、、なんて経験ありませんか?単純にその音程に慣れていないからという理由も勿論ありますが、アーティストがライブでキー変更しても気づかないなんてこともあります。実は、キー変更には上手い下手があるのです。この理由について説明していきます。
まず、曲のキーとは何なのでしょうか。曲のキーとは、その曲に使われているスケールの主音のことなのです。
じゃあスケールとは?スケールとは、音程の並び方のパターンのことです。中学のころ、全全半全全全半って習ったと思います。それです。具体例を出すと、
ドレミファソラシドとか、ソラシドレミファ♯とか、ファソラシ♭ドレミとかです。スケールの話は長くなるので、また別の機会に書きますが、簡潔に言うとスケールは曲の聞こえをよくする魔法の道具です。
では主音とは?主音は、スケールの最初の音です。さっきの例なら順に、ド、ソ、ファです。実際にはドレミファソラシドをアルファベットに変換し、それぞれキーはC、G、Fとなります。
例えばスピッツのチェリーは、メロディが、ドレミファソラシドのスケールを使っておりキーはド(C)となります。
同じくスピッツの春の歌は、メロディが、ラシド♯レミファ♯ソ♯のスケールを使っており、キーはラ(A)です。
このようにほとんどの曲にはスケールが使われており、キーがあります。
ここからが本題です。なぜキー変更に上手い下手があるのでしょうか。それはこちらの図が関係しています。
こちらはキーの循環を表しています。丸の中の音程はすべてキーを表しています。隣り合うキー同士は仲が良く、離れれば離れるほど仲が悪く、調和しません。キー変更はできるだけ仲の良いキーに変更すれば、違和感が少なくなります。よってキーがド(C)の曲はキーをファやソにすればいいわけです。カラオケでは、キーをドからソまで上げるのに7半音上げるので、+7すればいいということになります。しかし、+7もしてしまうとそれはそれで歌いづらくなるので実際には+2~+4もしくは-2~ー4が良いでしょう。(それぞれドから、+2:レ、+3:ミ♭、+4:ミ、-2:シ♭、-3:ラ、-4:ラ♭)ここで注意すべきは、+1、-1はしないほうが良いということです。+1はドからレ♭へのキー変更、-1はドからシへのキー変更となり、ドから遠く離れてしまいます。曲の雰囲気がガラッと変わってしまうわりに大して音の高さも変わらないのでおすすめしません。
アーティストは大抵±2,3キー変更しているため、あまり違和感が感じられないのです。
以上簡単ではありますが、曲のキーについての説明です。
ポイントをまとめると、
- 曲のキーとはスケールの最初の音
- キー変更は±2,3,4が限度。±1はNG
ということです。まだまだ説明したりない部分が多いので、これからいろいろ書いていきたいと思います。お読みいただき、ありがとうございました。